こころとからだに自然の力 ~骨粗鬆症 予防のポイント~

4月、寒い冬が過ぎ、春がやってきました。 春先は寒暖差が激しく、環境の変化も大きい事から、身体への負担が大きい時期です。 季節ごとに弱ってしまう臓器があることをご存知ですか? 春は 「肝」 の季節ともいわれております。 東洋医学では春は新陳代謝がもっとも活発になる季節といわれ、冬に溜まった老廃物を一気に出します。 このような身体活動と深く関わる臓器が 「肝」 なのです。 春の五大症状 として ◯ストレス 環境の変化から、自立神経が乱れ、ストレスを感じやすくなります ◯アレルギー症状 免疫力の低下から、花粉症に代表されるアレルギー疾患にかかりやすくなります ◯目の疲れ 東洋医学では目は 肝 とのつながりが強く、 肝 が弱ると目に症状が出やすいとされています ◯倦怠感 身体活動が活発になる春先は、身体にかかる負担も大きく、疲労を感じやすくなります ◯胃腸症状 肝 は消化を助ける働きもあり、 肝機能 の低下は食欲不審などの胃腸症状につながります 充分な栄養が必要な時期だからこそ、しっかり身体に栄養をチャージして、スタートの季節を元気に過ごしましょう。 当店おすすめの 天然アミノ酸 で春の健康対策。 元気のキーワードは 「毎日の健康貯金」 です。 今月の漢方教室 骨粗鬆症 予防のポイント 骨粗鬆症 の症状は、骨に鬆(す)が入り、脆くなり、骨折しやすく、背が縮み、腰が曲がる。 初めの頃に、背中が痛んだり、背中の筋肉がけいれんしたり、体をねじる力が弱くなったりします。 骨粗鬆症 の原因としては、カルシウムの摂取不足が第一の原因で、次にビタミンD不足(日に当たらない)、ジャンクフード、塩分の取りすぎなども一因となります。 骨粗鬆症 といえば高齢者がかかるイメージがあるため、予防も、高齢者になってからと思われるかもしれません。 しかし、骨の強度のもととなる骨量は20歳前後をピークに少しずつ減少していくため、実際は、それまでにどれだけ骨量を増やせるか、それ以降にどれだけ骨量の減少を穏やかにするかが、予防のポイントになります。 ◯年代別の予防ポイント 【20歳前後まで】 子供の頃に運動をしないと、その後の人生で最も影響がおよぶ臓器のひとつが 「骨」 です。 骨 では古くなった組織を壊す「破骨細胞」...